京ばし とり安ものがたり
開業46周年を迎えた「京橋とり安」は、明治の終わり頃、現在のマスターのおじいさまに当たる方が、名古屋から日本橋へ初めて「名古屋コーチン」を持ってやってきたところから始まります。
名古屋から先々代は、当時東京ではなかなか手に入らなかった「名古屋コーチン」を手にし、日本橋で「鳥安」の暖簾を掲げ、料亭を始めたそうです。 時に明治39年のことでした。
その後、お店は繁盛し日本橋白木屋(後の東急百貨店)の地下食料品売り場に焼き鳥専門の売店、現在でいう「デパ地下」第1号店として進出いたしました。
その後時は流れ料亭は閉めましたが、2代目(マスターのおとうさま)が茅場町に、鶏肉専門卸問屋、(株)マルテー鳥安商店を開業いたしました。
そして3代目現在のマスターは小さい頃から見慣れた「とり」で新たな商売を起こそうと、独立することになります。
こうして昭和44年5月8日焼き鳥「京橋とり安」は開業を向かえます。
もちろん仕入れはおとうさまの鶏肉問屋より、厳選された九州産「とり安ブランド」のヒナだけを仕入れ、お客様に提供しております。
ですから、鶏肉は焼いてよし、煮てよし、蒸してよし、もちろん生のままでもおいしく召し上がることができます。
創業40年を機にウエブサイトを開設いたしました。 これからもどうぞこれまで以上に「京橋とり安」をよろしくお願いいたします。
京ばしとり安のマスターへのインタビューをまとめました。(H)